ビジネスインクジェットにつづき、ケチケチシリーズです。
安物の税理士に見えるからやめておけという意見もありますが、誰かの役に立てるかもしれませんからね。
NTT西日本のひかり電話では、複数チャネルというサービスがあります。
一つのひかり電話契約(電話番号)で、2回線同時に使えるというもので、1回線が話し中でも、もう1回線につながるというものです。
事務所には必須です。
これにつなぐビジネスホンの広告が来ました。
ビジネスホンというのは、主装置に電話機が何台かつながっているというシステムで、
かかってきた電話を保留して、他の電話機に回すといったことができるものです。
よくテレビドラマの会社のシーンで、「塚本さん、2番に電話です」などというあれです。
大きな会社では外線が何回線もあって、電話機も何台もありますね。
あのシステムが結構高くて、以前使っていたものはISDN2回線に電話機4台をつなぐというもので32万円しました(平成6年)。
そして今回の広告、ひかり電話2回線につなぐ主装置と電話機4台のセットで40万円です(消費税別)。
広告主は某会計システムメーカーで、信頼がおけます。おそらくビジネスホンとしては安いほうだと思います。
しかし、です。
ひかり電話の複数チャネル対応アダプター/ルータには、最初からアナログ電話をつなぐ口が2つ付いています。
私は、平成21年、事務所の電話をひかり電話にしたとき、15年使っていたビジネスホンをやめました。
もう、いつ壊れても不思議ではなかったので。
そして、子機2台付きのコードレス電話(家庭用)を2台、ひかり電話のアダプターにつないだのです。
ビジネスホンなら回線切り替え機能がついていますので、電話機3台で済むところ、電話機・子機が合わせて6台になってしまいましたが、電話機代はとても安く済みました。
ところで、私がひかり電話にした理由も書いておきたいと思います。
ひかり電話の宣伝文句もいろいろありますが、私の場合、決定的な理由は、ナンバーディスプレイの料金です。
通常の事務用回線だと、ナンバーディスプレイの月額使用料が1,200円するのです。住宅用回線なら400円なのに。
でも、ひかり電話なら事務用、住宅用の区別がないので400円です。
我ながらケチだなあと思います。